アップル
しばらくしてAPPLE2というアメリカ製の黄色いやつがデザイン科に入った。
その管理者はJ・Sというドイツ人の製図の先生で、
製図の授業に役立てるために入れたものだった。
とても高価なマシンで2台しかなかったが
デザイン科にあったそれを使える人は誰もいなかったので
すぐに自分の専用機になった。
それはカラーで色が出たのでとても美しかった。
私はBASICでブロック崩しを作ってみた。
しかし、それはとても遅くてゲームにはならなかった。
次に私は三角関数の組み合わせで立体を表現することを考えつき
当時としては画期的な三次元表示プログラムを作った。
カラープロッタという自動的に紙に線を引く機械が入ったばかりで
英語のマニュアルが読めなかった私は、自前の感で動かして立体図を出力した。
S先生は大喜びしてそれを掲示板に張り出してくれた。
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